2014年5月14日水曜日

中国語検定準一級の面接について

第82回中国語検定試験準一級に合格してました(筆記、口試ともに)。

中国語はなるべく多く中国のトーク番組(鏘鏘三人行とか)を視聴するなどして、リスニング力などを維持しています。あるとき、そういえば中検受けてみてもいいかもと思い、今回受験したのでした。

筆記に関しては、同協会のホームページで見ることができるからそれを見ればどんな問題かわかるわけですけど、問題は口答試験(面接)です。実際、英検の面接の情報はたくさんウェブ上にありますが、中検のそれについての情報は少ない。なので、自分の体験をちょっとシェアしようと思うわけです。

面接場所は、市ヶ谷から徒歩二分くらいの貸会議室でした。郵送で届いた受験票を見せると、控え室に通され、自分の名前が呼ばれるまで待つ。

名前が呼ばれたら、荷物を持って、指示された部屋に入る。(ノックをしてから入ってくださいと、注意書きの紙に書いてあった。強めに3回ノックした)

入ると、2人の面接官(中国人と日本人)が座っていて、席にかけるよう指示される。それから、日本人が面接の流れを説明する。

まず中国人が「緊張してるでしょう。リラックスして」なんていいつつ、「今日はどうやってここまで来たか」と聞いくれました。カジュアル・カンバゼーションの能力を測ろうとするのでしょう。僕は、お友達の家から電車で来たので駅名がすぐに出てこなかった!あの駅なんて発音するんだ?有楽町線に乗ってきたんだけど、と考えながら「You le…」と詰まっていたら、「乐町线 Yǒu lè tīng xiàn」なんてフォローされたりして。

それから、「通勤電車ではどんなことをしていますか」という質問が続く。これにたいしては、「僕は会社のすぐ近くに引っ越したので、そもそも通勤電車には乗っていません」と返答しました。事実だからしょうがないんです。「歩いて10分くらいで着くんです」と付け加えるが、そこで会話が終わってしまった!!

次に、中国語で短い文を読み、それを当座で日本語に訳すという問題(2問)。これは文法書の最後のほうに出てくる複文、緊縮文、反語なんかが、ぱっと出てくるかどうかを試す目的なのでしょう。“除非……才……”とか。僕はこれに反応できず、聞き返してしまう。長谷川正時『シャドーイングで学ぶ中国語文法』を3回くらい練習しとけばよかった。←これかなり効くと思います。面接では。逆にいうと、これだけしっかりやっときゃ問題なし。ま、後日合格通知を見たら、ぼくを含めほぼ全員が受かっているようだから、面接の合格基準はかなり甘いんだろうけれど。


今度は日本人が日本文を読み上げ、これを当座で中国語に訳す(2問)。「わたしはよく友達にEメールを送ります」とか、そんな感じの短い文。

最後に、三つテーマを示され、その中から一つ選び、それについて1分間スピーチです。覚えているのは、「わたしの父母」、「好きな場所」。僕は「好きな場所」について話しましたが、1分間という時間の感覚がわからず、結構たじたじでした。時間はけっこう余らせて終了したような気がする。事前に簡単なテーマについて1分間しゃべる感覚を身につけるように練習すると、満足のいく点数がもらえると思います。

そして試験は終了。


そんな君にも、合格通知が2週間以内に届く。(村上春樹風)
内訳は、

  1. コミュニケーション力
  2. 訳す力
  3. 表現する力
  4. 総合

の四つに分かれていて、それぞれ25点満点。合格基準点は75点。平均点は88.5点でした。自分の点数はそれをちょっと上回るっていう程度でした。

さて、そんな中国語検定の準一級は、どれくらい勉強したら合格できるのでしょうか。それほど難しいものではありません。『Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書』をぼろぼろになるまで使う。文法面ではそれだけで充分です。初級から上級までまとめて面倒見てくれるこの本を読みこめば、たいていのことは分かるようになります。この本をじっくり読むのと読まないのとでは「さまよえる中級」以降の中国語学習に大きな差が出来ると感じます。私の恩師です。語彙については、この本で述べられているように、語の構造(SVとかVOとか)を意識しながら勉強すると応用力がついてきます。

スピーキングについては、先程も出てきた長谷川正時先生の『シャドーイングで学ぶ』シリーズの反復練習が最高です。


 

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